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2016.06.13[Mon]

お魚事件簿、、、。

今年の仁淀本流は本当におかしい。今までの経験値が全く

役に立たない異常事態!!前回も少し触れた天然アユの遡上が

少な過ぎる事。そんな状況だからこその怪現象をリポート!!

六月に入り、当然梅雨にも差し掛かりマスを狙いつつも「いつも

ならシーバス君達がガンガン当たってくる季節なのに、、。」と

思っていたとある増水後。いつものポイントでシーバスが出た!!

「遅いながらも登ってくるのか!!」と思って一安心。しかし、

釣った魚体はどうにも黒い。居着きの個体と思われた。体高が

あってパンパンだったのでキープする。「人間が気付いていない

だけで川のサイクルは例年通りなのかな?」なんて思いつつ、魚の

胃の内容物を見てみると、、、。なんとビックリ!水生昆虫をやたら

食べている!ゴリみたいなハゼの仲間、そしてアユかイナッコかも

判断できない小魚。それ以外はすべて「クロカワムシ」もしくは

「ザザムシ」と呼ばれるトビゲラ系の幼虫が8割を占めていた!!

個人的な読み、、、。3~4月。少しだけ遡上する姿を見かけた稚アユに

ついて上がってきたシーバス君達。川で過ごすもその後、エサは全くに

近いほど無い!!そこで流れて来る虫を食べている。すなわち、マスも

シーバスも川へ上らせるスイッチは稚アユの存在!少ないからこそ5月の

終わりまで汽水にマスが居て(こんな事は約15年見てきたけど初!)

シーバスは釣れてもクロスケばかり、、。入りたてのギンギンは次に

入ってくるきっかけが無いと入って来ない!というのが個人的な見解。

それなりにいい引きで楽しませてくれるが、やはりこの時期は入りたての

ギンギンがうれしい!しかし雨の後のお楽しみ、、。マスは好天の後で

虫がたくさん出る時が狙い目。梅雨はなかなか好機が無い。入る場所で

迷いを生じるが、これも先々に生きて来ると信じ日々、ただ日々、、、。

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