出会いはいつも、、、。
高知に来て16年目。こっちに幼なじみも居なければ
同級生も居ない。ふと気づくと、気軽に電話で話したり
飲み会にひょいっと顔出せる「友達」とした関係の人は
釣り場で出会った人達ばかりだ!高知の飲食業界でも釣りの
話が出来るので可愛がってもらえて、ディープな諸先輩方と
知り合う事が出来たケースが多い。農業関係の人も「こいつ
東京から来たのになんでこんな事知ってんの?」と釣りの話が
とっかかりとなって仲良くなれた人達が多い。そんな中、また
面白いオジサンと知り合いになる。最近、ちょくちょく見かけたが
「?」と言う感じだったので会釈をかわす位だった。いつもスーツ
にコートといういでたちで、グラサンで「ぶっこみ」と思われる
仕掛けの先を見つめている!今日も来てるなぁ~と思いながら
そそくさと仕度を済ませ「夜間金庫」なるポイントに入る。小一時間
経って出て来るとそのオジサンが駆け寄ってきて「着替えていたのは
知ってたけんど、姿がみえんき溺れちゃせんかと心配しよった!!」
~そりゃ出来れば見られない様に、見えない所で釣るんだから~と
おもいつつ釣ったシーバスをドサッと下からあげると「たまーるか!」
と驚愕の様子。なんでもそのオジサン、ここに通い始めてまだ釣った事が
無いらしい。色々、仕掛けの事など質問されるがいかんせんフライでの
釣りなので「ルアーの方がとっつきやすいのでは?」と解説してあげる。
そして3本も要らないし、心配かけちゃったので一本「よかったらどうぞ」
とプレゼントすると「一宿一飯の恩義」!とチオビタドリンクをくれた!!
その数日後、再び会うと「魚嫌いの孫がウマい!ウマい!と全部食ってしもうた
ほんとにありがとう!!」と喜んでいた。そして携帯番号を交換しHさんと
お名前もわかった「オジサン」。そのシーバスをお孫さんに「ジイジが釣った」と
行ってしまったらしく、「何とか自分で釣りたいし、孫に連れてってくれと
言われたら困る!弟子にしてくれ!」と、、、。シーズンは始まったばかり。
これからチャンスは増えるけど期待に応える事が出来るか、、。この春は
釣り場でまた面白エピソードが増えそうだ。